株式分割と配当に合わせて調整する
株式分割は、企業価値自体は変わらなくても、過去の株価に大きな変化を生じさせます。正しく過去リターンを計算するには、分割前のすべての価格を調整する必要があります。
同様に、配当前のすべての価格も調整する必要があります。配当は支払額のぶんだけ企業価値を減らしますが、投資家は同額の配当を受け取るため、投資家のリターンは影響を受けません。
この演習では、adjustOHLC() 関数を使って、分割と配当を反映するように過去の生データの OHLC 価格を調整し、過去リターンを正確に計算できるようにする方法を学びます。
Yahoo Finance は生の価格に加えて、分割・配当で調整済みの終値列も提供しています。adjustOHLC() の出力は、Yahoo の調整後終値列と一致するはずです。Yahoo Finance から取得した AAPL データは、すでにワークスペースに読み込まれています。
この演習の達成には必須ではありませんが、詳しく知りたい方のために、Yahoo Finance には調整後終値の計算についてのわかりやすい例があります(こちらをご参照ください)。
この演習はコースの一部です
Rで学ぶ金融データのインポートと管理
演習の手順
AAPLの先頭数行を確認します。adjustOHLC()を使ってAAPLデータを調整し、結果をaapl_adjustedというオブジェクトに代入します。aapl_adjustedの先頭数行を確認します。aapl_adjustedの終値列が、AAPLの調整後終値列と同じであることに注目してください。
実践的なインタラクティブ演習
このサンプルコードを完成させて、この演習に挑戦してみましょう。
# Look at first few rows of AAPL
# Adjust AAPL for splits and dividends
# Look at first few rows of aapl_adjusted