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固定利付市場は規模が大きく、複雑な商品であふれています。本コースでは、まずプレーン・バニラ債に焦点を当て、より複雑な固定利付商品の学習に必要な基礎をしっかり身につけます。本章では、年1回クーポン、固定金利、固定満期、オプションなしの債券に焦点を当て、債券評価の基本的な仕組みを解説します。
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利回り到来(Yield To Maturity, YTM)の推定 — YTMは、投資家が債券を満期まで保有した場合に期待されるリターンを示します。この数値は、特定の債券に投資することで投資家が負うリスクに対して要求する補償を要約したものです。本章では、債券のYTMをどのように推定できるかを説明します。
金利リスクは債券投資家にとって最大のリスクです。金利が上がると債券価格は下がります。このため、特定の債券価格が金利変動にどの程度敏感かに大きな関心が払われます。本章では、まず単純な価格ボラティリティ指標である「1ベーシスポイントの価格値(PVBP)」から始めます。続いて、金利リスク管理で一般的に用いられる2つの指標であるデュレーションとコンベクシティについて説明します。
第1章から第3章で学んだ手法を、1つの総合的な例にまとめて適用します。受講者の皆さんには、比較可能な債券の利回りを用いてある債券を評価し、そのデュレーションとコンベクシティを推定していただきます。