リターン目標の影響
この演習では、ターゲット・リターンを引き上げたときに、平均分散効率的ポートフォリオのボラティリティがどう変化するかを確認します。
関数 portfolio.optim には、より一般的な指定を可能にする引数があります。引数は次のとおりです。
portfolio.optim(x, pm = mean(x), shorts = FALSE, reshigh = NULL)
引数 pm はターゲット・リターン、reshigh はポートフォリオの各ウェイトに対する上限制約、shorts はマイナスのウェイト(空売り)を禁じるかどうかを指定する論理値で、デフォルトは shorts = FALSE です。
まず、リターン系列 returns の平均値と等しいターゲット・リターンで最適化されたポートフォリオを作成します。続いて、平均リターンより10%高いターゲット・リターンのポートフォリオを作成し、リスクの比率変化を計算します。
この演習はコースの一部です
Rで学ぶポートフォリオ分析入門
演習の手順
- ターゲット・リターンを
returnsの平均にして、returnsを用いたポートフォリオを作成し、変数pf_meanに保存します。 - ターゲット・リターンを
returnsの平均より10%高くして、同様にポートフォリオを作成し、pf_10plusと名付けます。 pf_meanとpf_10plusの標準偏差を表示します(2行のコード)。ポートフォリオの標準偏差は$psに格納されている点に注意してください。- ターゲット・リターンを引き上げたことで生じる標準偏差の比率増加を計算します。
実践的なインタラクティブ演習
このサンプルコードを完成させて、この演習に挑戦してみましょう。
# Create portfolio with target return of average returns
pf_mean <- portfolio.optim(___, pm = mean(___))
# Create portfolio with target return 10% greater than average returns
pf_10plus <- portfolio.optim(___, pm = 1.1 * mean(___))
# Print the standard deviations of both portfolios
# Calculate the proportion increase in standard deviation
(___$ps - ___$ps) / (___$ps)