ブートストラップによる t-信頼区間
前の演習から、次の2点がわかりました。
- 元の標本から再標本化することで、\(\hat{p}\) に伴う変動性を測定できます。
- \(\hat{p}\) の変動性がわかれば、真の比率がどの程度離れているかを測る指標として使えます。
ここでいう「近さの割合」(ここでは95%)は、母集団パラメータに近い標本がどれくらいの頻度で選ばれるかを指します。個々のデータセットがパラメータに近いのか遠いのかはわかりませんが、長い目で見れば、収集した標本の95%は、真の母集団パラメータから \(2SE\) 以内の推定値を与えるはずだ、ということはわかっています。
単一の世論調査 one_poll の投票結果と、1000個のブートストラップ再標本からのデータ one_poll_boot がワークスペースに用意されています。これらは、この章の前半に扱った Experiment 2 に基づいています。
前の演習と同様、統計量の変動性について述べるとき、その数値は「標準誤差(standard error)」と呼ばれます。
この演習はコースの一部です
Rによる推測の基礎
演習の手順
- \(\hat{p}\) を計算して
p_hatに代入します。summarize()の呼び出しでは、statをvoteが"yes"に等しいことの平均として計算します。 - \(\hat{p} \pm 2SE\) を計算して、真のパラメータにとって妥当な値の範囲(区間)を求めます。
- 信頼区間の
lower境界は、p_hatからstatの標準誤差の2倍を引いたものです。標準誤差の計算にはsd()を使います。 upper境界は、p_hatに標準誤差の2倍を加えたものです。
- 信頼区間の
実践的なインタラクティブ演習
このサンプルコードを完成させて、この演習に挑戦してみましょう。
# From previous exercises
one_poll <- all_polls %>%
filter(poll == 1) %>%
select(vote)
one_poll_boot <- one_poll %>%
specify(response = vote, success = "yes") %>%
generate(reps = 1000, type = "bootstrap") %>%
calculate(stat = "prop")
p_hat <- one_poll %>%
# Calculate proportion of yes votes
summarize(stat = ___) %>%
pull()
# Create an interval of plausible values
one_poll_boot %>%
summarize(
# Lower bound is p_hat minus 2 std errs
lower = ___,
# Upper bound is p_hat plus 2 std errs
upper = ___
)