ナイーブな予測手法
動画で学んだとおり、予測は、時系列の将来をシミュレーションした結果の平均または中央値です。
最も単純な予測手法は、直近の観測値をそのまま使う方法で、これはナイーブ予測と呼ばれ、同名の関数で実装されています。これは、多くの時系列(たとえば多くの株価データ)にとっては最良の方法であり、たとえ良い予測手法でない場合でも、他の手法と比べるための有用なベンチマークになります。
季節性のあるデータでは、前年の同じ季節の値を使うという関連する考え方があります。たとえば、来年3月の売上を予測したいときは、前年3月の売上を使います。これは snaive() 関数で実装されており、seasonal naive(季節ナイーブ)を意味します。
どちらの予測手法でも、第2引数 h に予測したい先の個数を指定できます。以下のコードにあるように、デフォルト値は異なります。得られる出力はクラス forecast のオブジェクトです。これは forecast パッケージの中核となるクラスで、summary() や autoplot() をはじめ、これらを扱う多くの関数があります。
naive(y, h = 10)
snaive(y, h = 2 * frequency(x))
これら2つの関数を、それぞれ goog シリーズと ausbeer シリーズに対して試してみましょう。どちらもワークスペースで利用可能です。
この演習はコースの一部です
Rで学ぶ予測入門
演習の手順
naive()を使ってgoogシリーズの次の20個を予測し、fcgoogに保存します。autoplot()とsummary()で予測をプロットし、要約します。snaive()を使ってausbeerシリーズの次の16個を予測し、fcbeerに保存します。fcbeerについても、fcgoogと同様にプロットと要約を行います。
実践的なインタラクティブ演習
このサンプルコードを完成させて、この演習に挑戦してみましょう。
# Use naive() to forecast the goog series
fcgoog <- naive(___, ___)
# Plot and summarize the forecasts
___(___)
___(___)
# Use snaive() to forecast the ausbeer series
fcbeer <- ___
# Plot and summarize the forecasts
___
___