地球温暖化
これまでにシミュレーションデータへ ARIMA モデルを当てはめる練習をしました。次は、そのスキルを実データに適用してみましょう。
astsa の globtemp データは、2015年までの年次の世界平均気温偏差です。この演習では、確立された手順に沿ってデータに ARIMA モデルを当てはめます。データのプロットはランダムウォーク的な挙動を示すため、差分系列で作業するのが良さそうです。差分系列は diff(globtemp) として与えられ、こちらもプロットされています。
差分系列 diff(globtemp) の標本 ACF と PACF を描くと、次のいずれかと言えます。
- ACF と PACF の両方がゆっくり減衰しており、ARIMA(1,1,1) が示唆されます。
- ACF はラグ2で打ち切れ、PACF は減衰しており、ARIMA(0,1,2) が示唆されます。
- ACF は減衰し、PACF はラグ3で打ち切れており、ARIMA(3,1,0) が示唆されます。このモデルもまずまず適合しますが、自己相関が小さいわりにパラメータ数が多すぎるため(確認できます)、3つの中では最も劣ります。
最初の2つのモデルを当てはめたら、AIC と BIC を比較して、どちらを選ぶか判断してください。
この演習はコースの一部です
Rで学ぶARIMAモデル
演習の手順
- 差分系列
diff(globtemp)の標本 ACF と PACF をプロットし、ARIMA(1,1,1) と ARIMA(0,1,2) の2つが妥当そうだと確認します。 sarima()を使ってglobtempに ARIMA(1,1,1) を当てはめます。すべてのパラメータは有意ですか?- もう一度
sarima()を呼び出して、globtempに ARIMA(0,1,2) を当てはめます。すべてのパラメータは有意ですか?どちらのモデルがより良いですか?
実践的なインタラクティブ演習
このサンプルコードを完成させて、この演習に挑戦してみましょう。
# Plot the sample P/ACF pair of the differenced data
# Fit an ARIMA(1,1,1) model to globtemp
# Fit an ARIMA(0,1,2) model to globtemp. Which model is better?